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閉店後の店内の熱負荷は、外気温の低下や照明の消灯およびナイトカバーの取り付けなどにより大幅に減少します。従って冷蔵系の冷凍機の能力は半分以上余っています。その余っている能力で夜間(22時〜翌朝8時)の割安な電気料金で氷蓄熱槽に氷を作り、その氷を昼間の通常電力料金帯に有効に利用し、電気料金を削減するシステムです。 |
冷媒機は、蒸発器で空気や水から熱を吸収し冷房すると同時に、凝縮器では空気や水に熱を放出している。ヒートポンプは、この凝縮器が行う加熱作用を暖房や給湯に利用するものである、また、空気熱源方式と水冷源方式に分けられ、ヒートポンプに応対される冷凍機には、
(1)往復動(レシプロ)冷凍機
(2)遠心(ターボ)冷凍機
(3)スクリュー冷凍機 がある
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コンタミネーションコントロール(清浄度管理)が行われている限られた空間。
浮遊微粒子が限定されたレベル以下に管理され、また、その空間に供給される材料、薬品、水などについても要求される清浄度が保持され、必要に応じて温度、湿度、圧力などの環境条件についても管理が行われている空間。
■熱と電気を同時に取り出すことにより、大きな省エネルギー効果がある
■災害発生時にも、備蓄のエネルギー源により、電力、熱の確保が可能
■財政融資や優遇税制の適用有り
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クリーンルームの清浄度
クリーンルームの清浄度は清浄度クラスと言い、原則として施工完了時の清浄度を指します。
日本工業規格(JIS)では、1m³空気中の微粒子数を10のべき乗数で表した、べき指数で表します。
長く使われている米国連邦規格(USA Fed.Std)では、1³立方フィート≒28.3リットル)中の微粒子で表します。
国際標準化機構(ISO)の清浄度クラスは、JIS B9920がほぼ全面的に採用されています。 |
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粒径0.1μm
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粒径0.2μm
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粒径0.3μm
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粒径0.5μm
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粒径5μm
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JIS
B9920
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USA
Fed.Std.209E
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/m³
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/f³
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/m³
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/f³
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/m³
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/f³
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/m³
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/f³
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/m³
|
/f³
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クラス1
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10¹
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2
|
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1
|
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-0.35
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-
|
-
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クラス2
|
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10²
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24
|
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10
|
|
-3.5
|
|
-
|
-
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クラス3
|
クラス1
|
10³
|
35
|
236
|
7.5
|
101
|
3
|
3.5
|
1
|
-
|
-
|
クラス4
|
クラス10
|
104
|
350
|
2 360
|
75
|
1 010
|
30
|
350
|
10
|
-
|
-
|
クラス5
|
クラス100
|
105
|
-
|
23 600
|
750
|
10 100
|
300
|
3 500
|
100
|
29
|
-
|
クラス6
|
クラス1 000
|
(106)
|
-
|
-
|
-
|
101 000
|
-
|
35 000
|
1 000
|
290
|
7
|
クラス7
|
クラス10 000
|
(107)
|
-
|
-
|
-
|
1 010 000
|
-
|
350 000
|
10 000
|
2 900
|
70
|
クラス8
|
クラス100 000
|
(108)
|
-
|
-
|
-
|
10 100 000
|
-
|
3 500 000
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100 000
|
29 000
|
700
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発電機を駆動させる原動機から、排出する熱を回収し、温熱源として有効に利用する電力のピークカットに利用でき、契約電力の削減が可能です。コ・ジェネレーションを採用した場合、運転費を40%以上低減します。 |
コ・ジェネレーションに適した建物
回収熱量と発電出力の比率、または熱需要と電力需要の比率を熱電比といい、大きいほど高い排熱利用率を得る可能性が大きいので、コジェネレーションシステムに適しています。 |
■各種建物の平均需要熱電比
用 途 |
ホテル |
飲食店 |
室内運動競技場 |
病院 |
事務所 |
百貨店 |
熱電比 |
2.5〜3.0 |
2.0〜2.5 |
2.0〜2.5 |
1.5〜2.5 |
0.4〜0.9 |
0.3〜0.7 |
※資料:石油類等消費構造統計(通商産業省刊)
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